お知らせ
禁煙をしてから9年が過ぎました。
その前までは、ロングピースを吸っていたので、
ヘビースモーカーの一人でした。
料理人としてタバコを吸うのは恥ずかしい事と分かっていながら何度も禁煙に失敗しました。
そして失敗する度に、「自分は意思が弱くてだめな人間だなー」と落ち込みました。
成功のきっかけは、歯医者の西嶋先生のすすめで、当時はまだ日本で買うことが出来なかったニコチンパッチです。
ニコチンの絆創膏みたいなものを腕に貼ると、皮膚からニコチンが吸収されて、禁断症状が緩和されます。
徐々にパッチのサイズを小さくして行って、ニコチンに依存しないでも済むようにするものです。
説明書と使用方法のカセットテープが添えられていたのですが、すべて英語でチンプンカンプンでした。
それでも、何とか完全に禁煙できたときに、子供たちから拍手をしてもらいました。
以来、夢の中以外ではタバコを吸っていません。
やっと最近、薬局でニコチンパッチが買える様になったようです。
いまだに、一本だけと思うこともありますが、吸わないにこしたことはないようです。