お知らせ
今日、吉岡一生さんの写真展を観て来ました。
会場一杯に絵本と向き合ったこども達の写真に
感動いたしました。
私のつまらない解説より、
吉岡さんのパンフに寄せたあいさつ文を本文のまま
お知らせいたします。
主役に、そして
「本の持つ力」に感謝」
吉岡一生
私は、この10年あまりの間に、多くの子供たちが「本に出会ったとき」の表情に接しました。先ず、被写体になってくれた、その子供さんたちに感謝の気持ちでいっぱいです。
中略
聞く、見る、読む、それぞれの姿に、感動の発見がありました。
中略
平成10年のころ「こどもの広場」と言う下関の本屋さんが、学校図書
選書会というユニークな催しを始めている事を知り、取材に同行させていただきました。
選書会そのものがおそらく全国では初めてのことで報道的価値も充分にありましたが、このとき接した子供たちの「屈託のない真面目な表情」が私にとっては新鮮なものでした。
中略
こうして、撮りためていた写真を、今回、「こどもの広場」の横山真佐子さんをはじめ学校の先生や友人たちが実行委員会まで作って、その声掛かりで思いがけず、私の拙作を発表することになりました。なんと果報者、幸せ者です。ここにも感謝です。
これも「本」の持つ力。未来の社会を創出する子供たちへの期待と幸せを願ってのことでしょう。お役に立てれば幸甚です。
何といっても主役はあの表情豊かな子供たちです。もう一度、被写体の皆さんに感謝します。ありがとうございました。
なお、写真展は
8月8日から16日まで
山口市・秋穂歴史民族資料館ギャラリー
8月20日~26日まで
山口市・ギャラリーなかの
にて、開催されます。